高校時代の友人から手紙が届いた。
長らくの音信不通を詫びる内容だった。
私はそのことで別に怒ってもいなかったし、私にも彼女にも大きな出来事が起こっていたわけでもなく、それほど内容はなかった。ただ、彼女が手紙という媒体を選んだことが嬉しかった。
空を伝わる音は、細り消えてしまうだろう。メールは履歴に埋もれ、いずれ自動的にデリートされるだろう。
忘れないことは不可能だ。思い出せるように手紙を選ぶのだ。
文字を書いた人間の気持ちが見える。
なんつってね、エルファリアからの手紙は電子媒体だけどね。
このタイトルにした理由も特にないし。
意味なんていくらでも後からついてくるよ。
私はその意味を考えるのが得意だ。

長らくご無沙汰しております。
２コ前の記事を読んだらしいジーンさんが言うには、
「お前最近どうなん。親とケンカして一人暮らしすることになったけど、結局甘やかされてたんだって？」
あれをまとめるとそういうことになるらしい。
そうか。そうなるのか。わかった、ちゃんと説明しましょう。
引越しして一人暮らしは始めました。
しかしその一番の理由は、大学の実習が忙しくなったからです。
今までは一時間かけて車で実家から通学していましたが、そんなことでは家に帰れなくなったのです。
さらにもう一年ちょいで大学卒業して働くようになるから、どのみち今の家の場所では不便です。
それなら今のうちから一人暮らしに慣れて社会勉強でもしてくればええんじゃという考えで、私は家を出されたというわけですね。
その暮らしに慣れるのが大変で、ネットをほっぽらかしておりました。
意外と飯は食えます。私、料理なんて初めてやってるけど、案外食えるものが作れるんだね。なんか感心した。
鉄筋コンクリート住宅なのでそれほど音が響かない。住人も全体的に留守がちなようで、録音もできるかもしれない。洗濯機も回せるし、掃除も食器洗いも洗濯物片付けもできる。一番楽しいのはご飯の買い物。
今の悩みは、トイレが異常に寒いことと、
前の住人が置いていった洗濯機が一回使うごとに三度以上エラーを起こすことと、
石鹸がなまぐさいことです。
それから、まったく別のことながらそのこととほぼ同時進行で、パソコンがまた壊れました。
クリーンアップでデータ一掃です。わあい☆綺麗になったよ☆
何を言うとんじゃボケエ！！
外付けHDに移せたデータは残りましたが、DLしたソフトの類は、スキャナから何から全部なくなったので、片っ端からやり直しました。泣きました。
まだ復旧しきれていないという状況ですが、とりあえずマンションにインターネット回線をひっぱってこれたので、ネットにはつながったというわけです。
そんで気づいたけど、エルファリアのゲームデータがぶっとんでるね。
あああああああああああああああああああああ！！！！！！！！

私に憑いている神がいるとしたなら、彼はいつも私に「やってごらん」というお告げをしてくるチャンスの神様だ。
何かをやろうとする時には必ず、幸運というか、支えになる条件のようなものをくれるのだ。いつもたった一つだけ、しかし絶対的に私に有利なものを。
それは人間であったり、環境であったり、物資であったり時間であったり様々だけれども、そのおかげで私は壁を乗り越えてこられたし、やりたいことをこれからも続けていける。
しかし彼は、「それから」のことは補償してくれない。破綻する事も理解されない事もたくさんあった。でも始める時に得たチャンスそのものは残っている。私がそれを捨てない限り。
ただ反対に、神様に与えられなかったものは、私が望まずに与えられたものは残らない。だから私は非常に多くのものを失うし、あるいは最初から持てない。それでも私がそれほどに不自由を感じず生きていけるのは、神に与えられた「チャンス」がとどまっているからである。それ即ち、私を理解し支えてくれる協力者、友人だ。それさえ失わなければ、神のチャンスさえ失わなければ、私は周りからどんなに卑小に移ろうとも、ちゃんと私らしく生きていける。
とか言っているが、私自身普通に何かする時と、「神が憑く」ことをする時の区別はつかない。後になって考えてみれば、あの出会いは、あの好機は神がかり的であったなあと思う程度だ。
幼稚園と大学に受かった時が、一番神がかってたなあって思うんだよ。あの時は幸運をいただいた。でも長期的に見れば、その時その時で絶対に信頼できる相棒をもらえたことの方が凄かったなあ。基本的に友人の少ない私だから、結局一番ありがたいのは人間との出会いだ。本当は私が凄いのでも神が凄いのでもなく、彼らが凄かったっていう話だね。
今これを読みに来てくれた貴方が、その一人ですよ。

いつもは頼まれもしないのにせっせとやってるのに、最近は絵も描かずブログも書かず、死んだように見えているnorokoだけれども何をしているかというと引越し準備にてんやわんやしていますよ。
引越し先のお部屋は、なんとか生活できる状態にまで持ってこれました。でもテレビとネットはまだない。嫌やし！そんなとこで暮らしたら私死ぬわ。と言いながら今週末には本格的に暮らし始める予定です。
まだしばらく落ち着かない状態が続くため、次回のエルファリアからの手紙は少し先になります。
まだ実家にいる今のうちにできるだけうるさい音を録っておこうと思ってシナリオを作っていたら、また例の１９回みたいなすごい絶叫のシーンが２コぐらいあって、黒歴史をさらに黒く塗り直すことになりそうである。
叫ぶのと歌うのはモロ女の子の声になるから、パインでやるのはすごく苦手です。
パインが叫んでるところは、フォロー役のサガというか、とばっちりでジーンも叫ぶ感じの台詞回しになるんだけれども、ジーンさんにも「家で布団かぶって録るにしろカラオケボックスで録るにしろ恥ずかしいです」ってめっちゃ嫌がられるしね。ごめんね。でも仕方ないね♂

ご無沙汰しておりました。５章レイの村攻略編です。
大まかな内容は劇的ビフォーアフターのパロディのようなよく分からないものと、時間の樹の話と、同人の話です。なにこれすごいやっつけ。
でも動画を１コ作るのにムビメカがだいたい３０回ぐらいエラー出て強制終了するからもうこのへんがこらえどころなんです。

先日おかんと私の第数十次喧嘩大戦が行われて、

おかん「お前は家の手伝いも勉強もろくにしない穀潰しだし、
社会性もなければ情のかけらもない人間のクズだ！！
お前なんかうちの子じゃありません！二度と帰ってくるな！！どこへなりと出て行って好きに暮らしなさい！
情けで大学だけは出してやるけどそれから先は知らないから
金がなくなったら勝手に野たれ死んだらいいのよ！！」

…というわけで、一人暮らしをすることになりました。

まじで…
ちょっと待ってよ…
私何もできないのに…
飯が食えなくて死ぬわ。
まあ自分もこの生活に束縛は感じているわけだし、数十次にわたる喧嘩にもだいぶ疲れてきたし、アルディスより２歳も年上なのに洗濯機も回せないなんて恥ずかしいし、ここまで言われてそれでもお母様ごめんなさい私が悪かったわなんてすがりついて命乞いするほど素直にもなれなかった。
わかった。私もヨピナスが倒せなくて母にメルドをやってもらっていた頃とは違う。パインもだいぶしゃんとしてきたし、私だけいつまでものんべんだらりな実家通いの学生さんでは成長できない。生きるのに疲れたら病院から薬をかっぱらってきて一気飲みして川に落ちればすぐ死ねる。死ぬのなんてすぐできる。大事なのは生きることだ。大丈夫、ちゃんとやれる。
というわけでアパートを探しています。
しかしちょっと待ってくれよ。エルファリアは？フルボイスは？歌は？録音はどこでやるんだ。
アパートは壁が薄い。泣き叫んだりバカ笑いしたりしたらそれだけで追い出されてしまう。
不動産の人に、遠まわしに「あのぅ、趣味でギターをやるんですけども…」と言ってみたが、
「ああ、それはちょっと無理かもしれませんね」
トリアスは犠牲になったのだ…
っていうか、ですよね。分かりきっていることではあった。
あ、そうだ、車の中で録音すればいいんだ。夜に大学の駐車場へ行けば誰もいない。

おかん「車は駐車場代いるし、維持費が高いけん、売ってもらうじょ」

なんで！！やめてだ！！車検２月やけんまだいけるでえ！！
いかん、地元弁になった。取り乱したわ。
まあでも一つだけ確かなのは、今のうちにやれるだけやるしかないっていうことだ。
編集がめんどくさいなんてサボってる場合じゃないな。

結局初期費用を出してくれるのは母なので、母と一緒に不動産屋に行く。
おかん「駅に近くて、大通りに近くて、危なくなくて明るいところがいいんです」
あんた私のこと野たれ死ねばいいって言ったやないか…
やっぱりあれか、リシアの日記にも「パイン…一人でも強く生きるのよ！」って書いてあったしな。ごめんね母ちゃん心配してくれてありがとう。でも車は売りたくないの。


なんかここまで書いた文章を見直してみて思ったのが、
エルファリアと現実が区別できてないんじゃないかこんなんで自分大丈夫かってことだったけど
四六時中動画のこと考えてるから本当にそうなんだよ。うｐ主の鑑でしょ。