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ニのつく動画で細々と暮らしている売れないうp主norokoの、 上げた動画に関するこだわりを語る場のようなものらしい。 現在はエルファリアをフルボイスにしてみた動画のみ扱い、動画制作の話やキャラクター、物語について私なりに考察していることを、 誰か必要な人の参考になればと思い書くことにしています。 ひっそりと活動していきたいので、どうかそのように宜しくお願いいたします。
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だったけど、
上げたものかどうしたものかと考えて一日経過した。
今になってかなり冷静な意見も出回りだしたので
稚拙あるいは滑稽に見えるかもしれないけれども、
これが当時の私の率直な感想だった。
電力の無駄かもしれない(私の住んでいるところは例のなんちゃら作戦と直接関わりはないのだが)ので
この記事を作った後はパソコン控えめにします。


なんてことになったんだ。
私の暮らす東四国の古の民の集落は、
大津波警報が出ましてボートがひっくりかえったりワカメがからまったりしたけどなんとか大丈夫。南のほうはまだ少し危ないというけれど、うちの家族は北の瀬戸内側に住んでいるのでもう心配ないです。
向こうのほうに住んでる友人や仕事の相棒達とはなんとか連絡が取れたり、ツイッターやらミクシィやらで無事を確認できたりして一通りのことはし終わった。
自分としては一安心のはずだけれども、一人暮らしのアパートでテレビを見ていると怖い話(私が好きなやつじゃない怖さの)しかしないしどうにも心が波立って、でも消すに消せなくて固まってた。
水が押し寄せて町を飲み込んでいく悪夢のような映像を見た後、
土は水に強いはずなのにどうしてなんだと思ったりしていた。
カーラモンならここで何をするだろうな。あいつのようなタフさがあれば良かったのに。
こんな時にもあんのかよ(当たり前だけどよ)と思いながらバイトに行くと、同僚達も地震の話で持ちきりだった。
「西日本はなんともなくてよかったやね」
「でもまさかこっちより先に東日本で起こるとは思わんかったですよね」
「こっちは南海大地震が来るけんなあ」
「あれってマグニチュード9とかなんとか、今のやつより大きかったはずですよ」
「これより大きいん!?」
「しかも地質つーかパンゲアの関係で、地震の後に来る津波がハンパナイらしいす。
第十堰(そのボロさで有名な吉野川にかかっている堰。地震対策のため数年前に補強工事の計画があがったが、自然を壊すため県民の反対にあって工事は中止された)そのまんまやから、もう吉野川から上がってモロ来るでしょ。常三島キャンパス(県内唯一の国公立大)でも5Fまで上がらないと水につかるらしいですよ」
「ほんなん来たら俺ら潔く死ぬしかないじゃないですか」
「吉野川埋め立てなあかんね」
「眉山に上ればええんで」
「眉山はほら安全やろけど、上るヒマがあるんか?」
「今のうちにどっか違うとこ逃げた方がええわ…」
「どこに?」
「九州とか」
「でも九州はあれよ、火山が噴火しとるで」
「それはそれで危ない」
「沖縄も台風ごついん来るしな」
「ほなどこに逃げてもあかんちゅうことやん」
「もう日本あかんすね」
「日本には住めん」
「ほんまじゃ」
この文字だけで我々がどれだけ真剣なのかあるいはふざけているのかを分かってもらうことは難しいと思うが、
とりあえず気が紛れたのでバイトに行って良かったと思った。
バイトから帰ったあとは被災地の近くだけど何事も無くて電力の心配も無い友達や、
津波のことを心配して連絡して来てくれたジーンさんと、
お互いの安否を確認しあった後、地震のことだったりそれ以外のことだったり、くだらない話をしていた。
心配というのだろうか、不安というのだろうか、
暗闇の中で、何も見えないことが分かっているのに
目を閉じるのが怖い一心で目を見開いて前を見つめているような、
身の置き所の無い気持ちだ。
被災地の人全員の安否を気遣うなんて大局的な見地には私のような小さくて狭い人間にはとても立てない。ただ私の知っている、私が大切だと思っている人のことを考えているだけ。それなのにも関わらずこんなに心配していることが、人が多かったら、
私はとても大変だ。自分だけはなんともないのに、何かとても大変。
それで気付いたけど、
私、動画を作り始めてから、トモダチ増えたんだな。

よかったね私。
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