そういえば戦闘やボスまでの道のりをカットするのが当たり前になっていましたが、
ダンジョンの構造や攻略の流れはだいたいこうなっているというのを見てもらいたいと思い立ちました。
録画は全工程していますから、切ってばかりももったいないし。
というわけで、ザザじいんを落とすのを体験していただきました。楽しんでいただけたでしょうか。
しかしエンカウントはいつも鬼のような確率で起こるので、あれをカットするのは物凄く大変でした。
ＢＧＭは趣味です。

リシア王妃、エルル＆ゾーラ、シーナパーティと色々なキャラが続々登場した今回ですが、
いやー声がかぶるかぶる。（滝汗）
パインとエルルとリシアとシーナとトリアスとラゼルはほぼ声の高さを変えるだけでやってるので、
もうこの回、地獄。お願いだからいじめないでって感じでした。
特にシーナの声が未だに定まっておらず、録るたびに声が変わるので、もう録り直しがありありと分かってしまって本当に…ダメです。ごめんなさい。
台詞かんでるのは素です。本当はもっとかんでます。
しかし、ザザ攻略の際の戦略指南は一回も間違えずカットもしていません。これは奇跡でした。

今回から仲間入りした風のパーティをざっと紹介しておきますと、
シ－ナはツンデレでキレキャラ。声はそのうち定まるだろう。
ワイルは謎の方言を喋り（字幕は入れないつもりですが、分からなかったら言ってください）、ピッチ修正-1で頑張る。ちなみにこの方言、私はネイティブなので故郷を汚さないように頑張ります。
パピはSoundEngineのピッチ（＋２）で編集しています。一人称は「グリ」。
トリアスは編集なし。自称吟遊詩人なので、頼まれもしないのに歌います。ドヘタクソです。
サンダー系ジンマに強くファイア系ジンマに弱い特性を持っています。パインパーティの影として、あるいは遊撃隊として活躍することになるでしょう。

使用ＢＧＭ：ドラマ「ガリレオ」主題歌「ｖｓ．～知覚と快楽の螺旋～（福山雅治　ＳＥＳＳＩＯＮ）」

最終的に１６人になる勇者一行ですが、私が声の使い分けができる自信がないので、会話していて誰が誰やら分からなくなるということは十分考えられる。でもそれは断じて避けたい。
ということで、一度に話せるのは５～６人が限度、と決めています。
かなり特殊な場合を除いて、話しているのは各パーティのリーダーか一パーティ（四人）＋他パーティのリーダー（だいたいパイン）、というパターンになるので、把握していただくと今後役立つと思われ。

カーラモンパーティとパイン王子
アルディスパーティにしてもカーラモンパーティにしても、パインが王子だというのはにわかには信じがたく、パインの狂言かゾーラの狂言だと思っている。
ゲームシナリオにはまるでない流れであるが、パインが王子という話が出た時点で
仲間たちのその話に対する反応というのは入れないといけないだろうと思った。

ジャパニーズリアルサムライ・フェル

思ったより出番がなかったのでなんだか微妙な位置づけになった。
兵士キャラの例に漏れないようライトコーラスのエフェクトをかけています。これもなんか微妙。

飛天御剣流奥義andフタエノキワミ、アッー！

と言いながら実はあそこで使った映像はルパン三世。
五ヱ門が一番好きです。友人に「五ヱ門はお笑い担当キャラだ」と言われてマジギレしたことがある。

パインの半笑い

パインというのは特定の性格を持たない、作り手の私にとってもかなり特殊な人物です。
あまり怒らないし面白がらない、何が起こっても「へえ～」で済ましちゃう。
目上の人には一応の礼儀はわきまえるもののあまり気を使わない
（アルディスを無意識にいじめているし、カーラモンには年上なのに敬語すら使わない）し、
熱心に何かをするということがなく、好きなことだけやるのが自分の才能だと思い込んでいるような、
適当で投げやりでおバカな男の子。
典型的な現代っ子というか、ユトリ君ですね。
動画中ではニートニートと言われていますがあれは本当は間違いで、職を持たないという定義に基づけば勇者は誰でもニートです。ニートというよりもパインはゆとりなのです。
そんなパインは「半笑い」という他の誰にも見ない行動を取ります。
自分の台詞を若干笑いながら言う。これは自分や周囲の行動を第三者的観点から見てその馬鹿馬鹿しさを自覚していることを示し、自嘲とも言うべき行動です。
日常では非常によくあることですが、芸人がネタ中に笑ってはいけないのと同じで、
見る人が冷めてしまうのでこういうのが入ると作品の出来としてはあまりよろしくない。
それにもかかわらず、しかも他の誰もしないのにパインがなぜ半笑いをするのかというのは、やはりパインがユトリ君だからです。
それを作っている私はゆとり教育全盛期を駆け抜けてきた、まさにこれぞゆとり世代。
私は分かっています。間違いなくフルボイスは痛い。作りながら既に黒歴史というのは苦痛です。
それでも始めてしまったんだから、自分の愚行に半笑いながらでもやるしかない。
というか、ゲーム内での本当のパインはそうではないはずなのですが、なんだかあれで馴染んでいるような気がする…本当にこれで良かったのかハドソン。


今回エンコがうまくいかなかったらしく、最後の動画切り替えエフェクトがうまくいってないです。
そこは止まっちゃいかんでしょおおおおおおおおおおおおお！！！！
そしてビデオ読み込みもうまくいかなかったらしく、途中から片方のスピーカーからしか音声が聞こえなくなっています。
すいません、すいませええええええん低クオリティで本当にすいません

今回はこの動画のもとになっているゲーム「エルファリア」のスペックについて紹介しようかと。
なぜ今更そういうことしようとしてるかというと、このゲームをプレイした経験がなく動画を見てる方もわりといらっしゃるようなので…そういう方にちょっと吃驚してもらおうと思ってｗ
あと、今日１月３日はなんとエルファリア発売１７周年記念日だそうで。
そうだったんですか。
すいませんでももう終わりかけてますけど１月３日。

１９９３年発売のスーパーファミコン用ソフトで、発売元はハドソンです。ジャンルはＲＰＧ。
キャラクターデザインが松下進。ファミ通の表紙描いてる人ね。１５年以上前からほぼ完成された画風を貫いていらっしゃるわけですね。
音楽担当が三枝成彰。テレビドラマとかの作曲が多い方でこの人もめっちゃめちゃ有名な人です。
シナリオ担当はあだちひろし。天外魔境も作った人なんだって。
価格は分かりません。すいません。というのも私自身　親戚から「これもういらないからあげる」ってタダでもらったんですｗその時一緒にミスティッククエストとか半熟ヒーローとかFF6ももらったけど、そいつらはクリアした（あるいは断念した）後　中古屋さんに売ったのにこれは残したからね。お前は間違っているって言われそうだけどｗｗ
というように私がやったのはしばらくたってからですが、発売当時の１９９３年というと、
同年に発売されているゲームとしては

ブレスオブファイア
ファイナルファイト２
聖剣伝説２
ロマンシングサガ２
ミスティッククエスト
す～ぱ～ぷよぷよ
スーパーマリオコレクション
ヨッシーのクッキー
トルネコの大冒険～不思議のダンジョン～
アラジン
ロックマンＸ
幽々白書
スーパーワギャンランド２

などなどがあります。これね、
もし私がエルファリアで、同級生に聖剣伝説２とかロマサガ２とかがいるとするじゃない。
で、１６年も経つから、当然同窓会のハガキとか来るじゃん。
私は行きたくありません。
あくまで私がエルファリアとしての立場に立ったらの話ですけどね。
でもこの年FFがないんだね～意外だ。ミスティッククエストがあるからいっかって感じなのか？
それにしてもこの頃のゲームって素敵だったなぁ。私持ってるソフトの数は少ないけど、結構知ってるもん。CMも覚えてる。フルボイス化（動画ね）されたやつも多いし。
ちなみに、２年後の１９９５年にはにエルファリア２が出てるんですけど、そのときの同級生が聖剣伝説３とロマサガ３。もっと行きたくない。ってかハブられてハガキさえ来ないかもしれないですね。
まあ実際どれくらい売り上げ総数に差があるのかとかいうデータは持ってないんですけど。
ニコニコ百科には「近年では評価が上がりつつある」と書いてある。
へえ？
どこがなんでしょう（爆）
少なくとも私は評価とやらを上向きさせる役には立ってない。





がっくしなアルディスさん








ていうか、このフルボイスっていう動画のジャンルが、あーこのゲームフルボイスだったらいいのになと皆が思うからそういう動画を作るのであって、で、皆も見るのであって、マイナーゲームをフルボイスにしても何の需要もないっていうのを、私は２章に入ってから気がつきました。バカでしょうか私は。
いやまあそのことでやめた方がいいんじゃないかとかちょっと悩んだりしましたけど、それでも始めたからにはもう引き返せないなと思いまして。
ていうか私がこれをやる理由は需要とかそういう問題じゃない。エルファリアを愛してるから。それだけです。
エルファリアというゲームそのものが、流行や常識を覆し新たな境地を切り開く挑戦を形にした作品なのだから、ウケなくても仕方ない。エルファリアが悪いのか私が悪いのかフルボイスが悪いのかニコ動が悪いのか？理由は全部。
なら仕方ない。治らない病の名に意味はない。理解されなければどんな崇高な思想も幻だ。
それでもそれは必ず存在する。他人からどのような誤解を受けながらでも、そのように生きていくしかない。揺るぎ無い意思さえあればいい。
別にエルファリアからの手紙がどうこうっていうんじゃなくて、私は生きていくことをそう考えます。
ぐうたらでゆとりなパインも、生真面目で欝なアルディスも、残念顔で口八丁のカーラモンも、根性曲がりのツンデレシーナも、あまりにもどうしようもない連中だけれど、きっとこの旅で生きていることに何かを見出すでしょう。
やって良かったって思うこともたくさんありますし、できるだけ今のペースで最後までやりたいなと思います。
 

「あかしかいきょおー橋は、期間無期限で通行止めだ」
あのマップは絶対におかしい。
２章と３章のマップが微妙につながってないのに違和感は感じていたのだが、はっきり気がついたのはこの動画を作り始めてから。
以前「エルファリアの全国マップは日本列島を逆さにした形である」というネタを紹介しましたが、
あの橋の名前はそれを踏襲した形となっています。
もう一つこれに関するネタがあるのですが、それはまだとっておくことにしましょう。

「今から巻き舌の練習をしておこう」
シーラルの声が小さいですね。すいません。
シーラルは登場するたびに声が変わるし、ダルカンもちょっと適当なのでなんだか残念な悪役陣。
ゴルベーザの音楽を起用したおかげで入っているSEがまるごと消えてしまった。
だって似合うと思ったんだもん！

「貴方は、貴方らしくあればイイノデス」
ジーンの声がだんだん普通になっていってることにお気づきでしょうか。
そもそも彼の声というのは、平坦なイントネーションで喋ったうえで「ダブルボイス」のエフェクトをかけて作っているのですが、
回が進むにつれてたどたどしい話し方がだんだんと早口で流暢になり、やや抑揚もついてきております。
早く元の声に戻れるといいですね。

「うっさいわね、とっとと帰れ！！」
これが待ちに待った風のパーティ最後の一人、紅一点のリーダー　シーナの記念すべき初台詞である。
ひどすぎませんか。
それにしても風のパーティの声が四人ともグッダグダですね。言い間違いとかあるし。
あまり練習できなかったもんでね。
本当にごめんなさい。これからにご期待ください。

「カレーの王子様ってこと？」
ゲーム中では影が薄いからとあえて濃いキャラづけをしたのがまずかったのでしょうか、
火のパーティは私の作成意図と関係なく勝手に喋って動くようになってしまいました。
アルディスがよりヘタレになり、ファーミアのツッコミが冴え、アーバルスがよりオヤジになりましたが
そんなことはどうでもいいんです。ジェニスがもう、私の手には負えません。

「フゴフゴ、ユカイユカイ」
今回のテンマの声を担当してくれたのは、Windowsなら誰のパソにも入ってる　Microsoft Samです。
英文読み上げのためのソフトなのですが、外人を怖がるアルディスのために無理して日本語を喋ってもらいました。辛いな、サム。