「拝啓、桜花爛漫の候」
私の住む県では、うｐ日の前日が気象庁の発表した桜満開日でした。
なんとか時期相応に間に合いましたね。ってかエルファリアって季節感ないけどね。
お花見をしている絵など描いてみたらどうかとも思いましたが、パインがちっとも桜の似合うような容姿じゃないんでボツになってしまいました。

「各地に派遣した特派員からの報告」
クリフとダゴン攻略は円滑で迅速な動画ライフのためにカットさせていただきました。
この二つの地域が意味を持ってくるのは４章以降で、この章ではまあ、顔合わせ程度の位置づけでしょう。４章、５章での扱われ方の違いが面白いので、乞うご期待ということで。
それよかアルディスさん、死にかけたと思ったのにしれっと復活してますな。進歩したね。

「ジーンさん、声変わった？」「いえ、変わってマセンヨ」
いや変わったんですけど。
なんでしょうか、なにかこう、違和感がありますね。
今まで私がやっていたからかもしれないし、エフェクトかけてるせいかもしれないし、あとの人を全部私がやっているからかもしれないです。
でもこのジーン、本物なんですよ。今まで私が声をあてていたのはジーン（仮）だったのです。
このジーンは『本来の声を失う前のジーン』です。
彼は機械的な日常に毒されてロボット化してしまった人でしたが、この旅で徐々に本来の自分を取り戻しています。しかしそれにまだ気がついていない（＝エフェクトがかかっている）ので、違和感があるんです。（たぶん）
完全に戻るにはまだ紆余曲折あるでしょうが、ま、そのうち慣れますよ。
ジーンさん（をやってくれている人）はエルファリア未プレイなのに、なぜかとてもよく理解してくれています。いつも深夜にやっつけ録音して即仕上げてきます。私もかなりやっつけ録音なので、相性のいい人で助かります。

「パイン死なないでね！きっと戻ってきてね！」
エルフの歌は前に気合入れて録音しといてよかったなと思った。
今回のＥＤテーマは「ときめきの導火線」です。なつかしいと思った人は同世代。
この終わり方を一度やってみたいとかなり前から考えていたものです。
しかし今回ものすごく私が個人的なことでメンタルを弱めているため動画を作る気力が足りず、
以前に思いついてあったアイデアだけでなんとか繋いで作った回であるからして、
あまりにも唐突であると。なんじゃこりゃっていう感じになった。
もっと自然な流れにしたかったです…
 

「ゆっくりしていってね！！！」
これってフルボイス動画的には非常に許せない展開だよね（笑）
実はもう喋る気力がここに辿り着いた時点で既に無く、softalkに手伝ってもらったというのが真相です。
もっと余裕が持てるようになってから作れば楽だったのかもしれない。お見苦しいものになってしまったこと、大変申し訳ありませんでした。でもどうしても上げねばならないと思ったんです。
超有名志望校に合格するために浪人することを選ぶか、
現役合格のために第三希望の国公立で妥協するか。
私は後者を選んだ。動画だって同じ。流れを止めたくない。こんなことでペースを遅らせたくない。
それが私自身のためだからです。そのためには手段を問わないことにした次第です。
ゆっくり実況っていうジャンルがあるのを最近知った。あれ大変だね。字幕作るの。
 

シーナのデザインは公式のものとはあえて変えてあります。
これは、「この動画のシーナは貴方のシーナではない」ということを意味しています。
シーナは満を持して登場する女の子のパーティリーダーだし、公式絵が他のキャラより飛び抜けてかわいいので、プレイヤーの中ではアイドル的存在だったんです。エルファリアの昔のスレ版を見ても、シーナは俺の嫁とか、シーナたんﾊｧﾊｧみたいな記述が散見されます（笑）
そんなみんなのアイドルだったシーナたんは、この動画には存在しません。
ここにいるのは鬼のように怖いツンデレ女王様だけです。がっかりさせてごめんなさい。
一応、他の人との兼ね合いも考え、計算し尽したうえでのこのキャラクターなので、ストーリーを進めていく上で必要であるということで許していただきたいところですね。



ちなみにこのパーティ、トリアス以外はみんな属性がツッコミなので一見バランスが悪そうに見えますが、トリアスのボケっていうかイタさがすさまじいので、三人がかりでつっこんでちょうどいい感じ。
トリアスどＭですね。さすがアルディスの友達。

風のパーティは四人とも腹に一物もっているというか、
何らかの暗い過去を引きずっている設定にしてあります。
彼らは対サンダー系ジンマに強いのですが、シーナのウィンドがききにくい相手が多い上にステータス魔法もイマイチ使い勝手が悪く、満を持して登場してくる割にあまり使えない（爆）
それでもパインに任せれば何とかなってしまうものだからますます出番が減る。メルドするアイテムもおさがりばかりになり、悪循環。ある意味アルディスよりもお荷物なのです。これもクソゲーと呼ばれるゆえんか、各パーティを均等に活躍させられるようになってないという。
こうしてネガティブイメージの植えつけられた風のパーティは、ダークヒーローの巣窟と化してしまいましたとさ。



同じネガティブイメージでもアルディスパーティとはコンセプトが違います。
アルディスパーティのコンセプトは、運動会の競馬を想像してもらえればいいのですが、アルディスを仲間三人がガッチリ支えて上を目指す形です。
シーナパーティは互いに違う方向を向きながらも、全員が全員を背中で支えあう、そんな感じです。
勿論フルボイスは実況でも戦略指南動画でもないですから、賢くない戦法も無駄な寄り道もスムーズなシナリオ展開のためにやります。
シーナもいいキャラクターとして立てると思いますので、（多分だいぶ苦労しながらですけどｗ）頑張りたいと思います。

 

いやあ、本当に遊ばせてもらいました　ワイルに関しては。
ワイルの設定に関してはここに書いていることが全てですが、それを動画で全部出し切れるかどうか分かりません、あまりにも必要ないんで（笑）
ただ重要だったのは、標準語以外を喋るキャラが一人はいないといけないだろうっていうことで。
ベタなのは大阪弁ですけど、あまり自信がなかったので、どうせなら私が一番自信を持って喋れる言葉にしたいと思い、ああなったわけですけども。
今度は見られる動画として成立するかどうかが疑問になってきました。声も出んし。演じるには難しいキャラクターです。
ヘビースモーカーであるというのは最近攻略本を見て初めて知った事実です。そんなん、ゲームで分からんやんｗ　
ハドソン開発部としてもこの16人のキャラ、設定をかなり練ってしっかり作ったんでしょうなあ。全くゲームでは生かせてないけど。だからクソゲーって言われるんだよ。
でも開発部はきっと悪くない。一体誰が悪いんだ。時代か？時代なのか？
私の動画も私が死んだ頃に評価されるかしら。


 

手足が蜘蛛状に長いという設定。
煙草は肺がんのリスクを健常人の7倍に高めますので
良い子は吸わないでください。






トリアスもそうだが、
８話から登場していたものの
その当時と声が全く違う件。
いつだって作るたびに黒歴史である。
１話からずっと変わらない声なのは
パインぐらいのものだ。
ゆとりはいいなあ。

norokoの現在のメルド画面です。（思いつき）
この、ストレスね。これが強い。
ここにはいつもは「じゆう」が入ってるんです。
こうげき・ぼうぎょ・まりょくの欄も変えりゃよかったんですけど、
じゆうの性能はこうげき０、ぼうぎょ１００、まりょく１５０です（勝手に決めた）
好きなだけ自分の世界でのびのびと遊べるアイテムで、これがあると動画が作れます。
が、ストレスにじゆうが取って代わられた。
本当に、これがあるともうダメですね。
ストレスの性能がこうげき２００、ぼうぎょマイナス５０、まりょくマイナス２００ぐらいで
非常に他人に対して攻撃的になる上に自分の心はずたずたです。
ぼうぎょ１６０の「すいみん」がなかったらとっくに崩壊しているところです。
「べんきょう」を外せばいいのだが、そこは君、一応学生の務めだから良心としては置いとくとこでしょ（笑）
「ＤＶＤ＆音楽」と一緒じゃないとちゃんと「勉強する」っていうのうりょくにならないし。（楽な勉強だな、おい）
それにストレスの脅威に比べればべんきょうの影響は無視できるくらい小さいのだ。
「容易に録音できない状況」こそがストレスであるのだから。
いつも入ってるゲームも入らないぐらいで（いつもは「すいみん」の代わりに入ってる）、いっぱいいっぱいの状態です　私にしては珍しく。
シナリオも考えたのですが、どうもこのストレスフルな状況だとあまりいい流れの台本が作れない。
パインのキャラクターがあまりにも私自身のメンタルに沿いすぎているので、私が安定してないときに台本作るとキャラがブレるんです。こういうことも普通はあんまりないことだとは思いますが。
こんな嫌な春休み久しぶりだな。はやく新学期にならないか。

 

以前「ギャグ漫画日和」の音楽でＭＡＤを作ったんですけども、
あれの中ではムーラインの担当はパインになっていたはずです。実際途中までそうする予定でした。
ワーオックス（ジンマボスとダジオンエルダーのおともモンスター）には非常にアイスが効くし、
カーラモンとパインでつっきっていくのがゲーム的にはやりやすいバランスです。
しかしそれでもシーナオンリーにしてあるのは、
町の入り口にいる抵抗軍の兵士にはシーナで話しかけないとどいてくれないからどの道ひっぱりだしてこなきゃならないし、
ここでシーナを使わなかったら下手をすると４章まで出番を見失う可能性があるからです。
シナリオがシンプルなのをいいことに、いつも自分勝手な演出にかなりの分量を費やしていますが、今回は特に偶然が重なり、撮れた映像も存外面白かったのでかなり凝った遊び方をさせていただきました。
ネタが過ぎまして２０分余もあります。ずっとシーナのターン！！

 

というわけで今回は風のパーティの四人が主人公。各人のキャラクターを出せるように頑張りました。
といってもまあ、いつも通り録画した画面見ながらシナリオ考えていっただけですけども。
どのパーティにも大概おとなしいキャラがいるものなのですが、まあこいつらは四人ともつっぺらこっぺらよく喋る。しかし仲はあまり良くない。
意思疎通がちゃんとできてないことや、各人の持つ奇妙な二面性に何かおかしいと思われた方もいらっしゃるでしょう。
彼らには幼少時から親がおらず、独りで必死で生きてきたという共通点があります。普通の人とは違うという孤独や劣等感が根底を支配しており、人との付き合いがうまくない。何となくその心の隙間を感じて集まっている連中です。
ファミリー要素の強い水のパーティ、職場の上司部下と派遣さんみたいな火のパーティ、昔からのワル仲間といった感じの土のパーティ、
そのどれとも違う奇妙な距離感で繋がる四人の関係をお楽しみください。

パーティリーダーは、それぞれ喜怒哀楽の感情を象徴するようなキャラクターになるよう割り振ってあります。なんせ人数が多いので、ある程度計算しておかないとキャラがかぶるから（笑）
パインは「楽」。自由奔放で楽観主義のお気楽ぼっちゃん。
アルディスは「哀」。ネガティブ思考だが細やかで純な心の持ち主です。
カーラモンは「喜」。いつもムカつくほど自信満々、頭も切れてあれこれ迷わない性格。
そしてシーナは「怒」。強気で短気、でも実は傷つきやすく孤独な女の子。
パインとカーラモンは「陽」、シーナとアルディスは「陰」の要素が強く出ていますね。
この分け方は見た目とか設定から来てるのもありますし、
水と土は「地のラ」、火と風は「天のラ」に属すことで分けたっていうのもあります。
陰陽五行説も都合の良さそうなところを加味してます。あと、
強さもありますかね（笑）だいたい火と風のパーティ使ってる時は苦戦しますからね。
しかし「陰」の連中がただダメな奴というわけではなく、これから大変身する可能性も秘めていますし、
「陽」の二人にも人間として不十分な面があることは明白です。
これからどう化かしていくかはゆっくり考えたいところ。
せっかく好きに演出できるんだから、それぞれのパーティの色の違いもじっくり出していきたいです。

 

後衛の僧侶と魔法使いはそれぞれ固有のステータス変化魔法を持っています。
魔法使いは敵のパラメータを下げる魔法、僧侶は味方のパラメータを上げる魔法です。
パピの持っているＡＴＫ（アタック）は、ラゼルのＬＵＫ（ラック）やカーラモンのＱＵＫ（クィック）とは違い、前衛にかからないと全く意味の無いステータス魔法です。
ファーミアのＧＲＤ（ガード）もこれに近いものがありますが、魔法が誰にかかるか、さらに成功するか失敗するかはまったくのランダムなので、前衛にちゃんとかかっていると笑えるほど有利に戦えるのですが、逆の時は非常に無駄であり苦しい戦闘展開となります。
プレイ経験のある人なら誰でも、パピやファーミアのＫＹさにやきもきした思い出があるはず。
なんでああいうことをするのか彼ら自身に問いただしてみたいと私は常々考えていたので、これをフルボイスで表現することができて嬉しいです。
つっても、あれほどのハプニング映像が撮れるとは思ってなかったのですがね。寧ろ狙おうとしても無理です。
シーラルイベント直前の戦闘でトリアスが死んだのだって初めてのことです。あれはメルドを、防御を高めに組んでいたワイルと違い攻撃特化にしてあったため、受けるダメージが大きくてパピの回復が追いつかなかったのです。
シーラルと戦闘になることはないと知っていたのでそのまま突き進んだわけですけども、おかげでずいぶんトリアスはヘタレキャラになってしまいました。
何周プレイしても驚きや発見やイライラやウンザリがある、そんなエルファリアです。
１７年前の珠玉のクソゲー兼神ゲーに乾杯！！

それにしてもシーラルの声がやっつけだなぁ。エフェクトも毎回違うし。適当すぎ。もう最後だからいっかｗ
違うといえば、ジーンの声が違うことにお気づきになられましたか。
CLAM of HELMESさんという方にお願いしました。
初めてお迎えする、生きた人間の（笑）協力者でございます。どうもありがとうございます。
もともと地声にエフェクトかけるだけでラクしてたジーンを、なぜわざわざ別の方に頼んだのかというのには大きな理由があります。まあこれからおいおい明らかになっていくでしょう。
１６人という大所帯を独りで切り盛りするのは、別に慣れたからいいんですけど、まあ　かなり大変ですよ。
手伝ってくれる人があると非常に喜びます。条件は不問ですが、生きた人間だとよりいいですね。

最後に、ワイルの喋る言葉のうちで特に意味不明と思われる単語の訳をあげておきます。
しかし、ここがネイティブの悪いところで何が通じて何が通じないのかが分かりません。
他にも訳が必要な箇所があればお手数ですが連絡ください。

４：３４「知らんぞ、防御もあんじょうにしとかんかったら…タヌキがごじゃしいまわるけんな、回復が信用できん」
訳：「知らないぞ、防御もほどほどに上げておかないと…タヌキが色々変なことをしてばかりいるからな、回復が信用できない」
「あんじょう」は英語で「fine」に当たりますかね。「それなりに整った、良い状態」というのを表しています。標準的な関西弁です。
しかし「ごじゃ」が説明不能です。いらんこととか、ごちゃごちゃとかめちゃくちゃとかそういうニュアンスなんですけど。汎用的すぎるために特定の訳を当てはめることができません。
「動詞＋まわる」で「～してばかりいる」という意味。動作主に呆れ、やや非難するような（動作主が自分ならば自嘲的な）ニュアンスを含んでいます。
なんか、標準語訳をしてると中学生のする英文の直訳みたいだなぁ。頭が悪いねこの文章。

８：５８「おまはんならいける！」
訳：「お前なら大丈夫だ！」
「いける」は基本的に「all right」の意味です。「can work」の意味は標準語でもありますが、それとは微妙に異なり、使用可能範囲が非常に広いです。
「行ける」との違いは話の流れから察します。東四国の人間に「いけるか？」と聞かれたら「どこに？」とかそういうトンチンカンな答えはしないでください。

１３：５２「こせこまいやっちゃなあ、ほんまはがいたらしわ」
訳：「ずる賢い奴だ、本当に憎たらしいな」
…という意味のつもりだったが、「こせこまい」という単語はどこを調べてもないのだ。あれ？
私の思い違いだったのだろうか…なんか、「せこい」と「ずるい」を足して割ったようなものだったと思ったんだけど。
ちなみに「こすい」というのが「ずるい、ズル賢い」で同じような意味に当たります。
「はがいたらしい」は「angry」の最上級。相当怒っています。歯が痛いのではありません。
古いうえに悪い言葉なので聞く機会も少なくなりましたが、それだけに使う場合は非常に限られてきます。「ムカつく」どころではない、相手を八つ裂きにしてやりたいほどの怒りを覚えている時の脅し文句です。
まずありえませんが、面と向かって「はがいたらしなお前」と言われたら震え上がったほうがいいですよ。
ワイルの言葉は、今はめったに使われない古いものをあえて選んでいます。そうすると粗野なものが多くなり、外見と声も相まってヤクザ風になってしまう。男性と女性で語尾も違いますから、チョイスが難しいところです。
現在はあれほどキツいものを使う人はあまりいませんね。私はわりと古い言葉の方が好きだったりするのですが。

１５：４０「おまはんらの話はしんだーて聞いとれんわ」
訳：「お前たちの話はつまらなくて聞いていられないな」
「しんだい」という単語は「しんどい」とは違います。
「つまらない、しょうもない、脱力するような、レベルが低い」という意味です。
寒いギャグを言う奴には冷たい目で「しんだー」と吐き捨てると、ガツンと言ってやった気分。
ワイルの発音の通り、「だ」にアクセントを置くため「死んだ」とは区別可能です。ていうか文脈から察しなさいそれぐらいのことは。