流星群用に描いてもらったパイン。
うそっ、これパインなの？
こんなりりしいパインうちのパインじゃないわ（笑）
勇者然としたパインを描いていただいて、
おーたさん、そしてKAIさん、
本当にありがとうございました！！
おーたさんはサガフロンティア・ブルー編、
聖剣伝説Legend of MANA宝石泥棒編などのフルボイス動画を
手がけている実力派うｐ主です。
ネタよしシリアスよし男声よしピアノ弾いてよし絵描いてよし。
ぜひその多才ぶりをご覧ください。






そもそも「歌ってみた」だけをやっていた私がフルボイスをやり始めたのは、
編集役の相棒が仕事で忙しくて構ってもらえなくなり、実況で見て懐かしく感じたゲームを寂し紛れにアテレコしたのが最初です。
ええのんかやシャルロットももはや過去の遺産となり、斜陽業界となったフルボイスジャンル。
正直私も終わったんだなと思って、最近のやつは殆ど見ていませんでした。
そんなだから別に再生数に期待したわけでもなく、ドがつくマイナーゲームを選んでしまったし、もちろん勝手に始めたことなので相棒には迷惑をかけられない。一人ぼっちで細々と、いつ止まるとも消えるともしれずやっていくつもりで（っていうかそうならざるをえないと思って）いた私が、
たくさんのうｐ主の方々とお知り合いになれ、フルボイスジャンルを盛り上げる一助とさせていただいた。
企画が持ち上がって３ヶ月、この一連の出来事が夢のように思います。
私はフルボイスをやって本当に良かったと思っています。
勿論私の動画はフルボイスジャンルでぶっちぎりを誇る伸びなさです。これからもそれは変わらないでしょう。私自身はそんなことはどうでもいいんですが、比較されるとあまりにも酷です。やめてください（笑）
その引け目で私がどんなに萎縮していたか他のうｐ主さんがたは知る由もないと思いますが、流星群ひとつに参加するだけ、流星群の為に設置されたskypeの会議室に入るだけのことで、断りたい、参加したくない、私なんかが入れるわけがない、やっぱりやめればよかったと数百回思ったものです。
でも、もう私は孤独ではない。かけがえのない人と出会い、かけがえのない時間を過ごすことができた。それで十分です。ありがとうございました。このことはきっと忘れません。
なんか引き篭もりの脱ニート日記みたいになりましたけれども、私は変わらず引き篭もりです。
これからもエルファリアからの手紙を書き続けますので、どうぞ読んでください。

かれあじさい

ジェニスはセコアを東西に流れる川岸に、見慣れた燃えるような緋色を見つけた。
近づいていくと彼は残暑の日差しが照りつけるのも意に介するふうでなく
槍に寄りかかるようにして立ち、ぼんやりと河の方を眺めている。
「鍛錬してるのかと思ってたわ。サボってないで、メルドの考察でもしたらどう」
大きめの声を出して咎めると、アルディスはやっとこちらを振り向いたが、
「いや…」と呟いてまた視線を元の方へ戻してしまった。
何を見ているのかとジェニスは首を巡らせた。
河の対岸には紫陽花の樹がみっしりと生え、水面に枯れ落ちた花弁をはらはらと落としているのだった。
「まあ…満開の時はきっと綺麗だったんでしょうね」
炎帝に色を奪われ干乾びた額だけ残った紫陽花は、その数もさることながら枝葉にまだ緑が残るためにいっそう己の時代を終えた侘しさを匂わせていた。
「跡形も無く消えてしまいたかったんじゃないだろうか」
ジェニスはアルディスを見上げた。
そして、彼が本当に見ているのはあの紫陽花ではないことに気がついた。
「何の思い出も　後悔も無く…死ねたら。
　こんな惨めな抜け殻を晒すよりも」
この人の傷はいつ癒えるのだろう？
でも…彼が前に進もうとする限り、自分も諦めるつもりは無い。
ジェニスは彼の二の腕に己の肩を優しくぶつけた。
「貴方がいなくなったら寂しいわ」

冒頭の「ちまどうしを倒すのは誰」トークで２分以上を費やしたことになんか自分でも驚く。
プレイヤーとしてなら０秒でカーラモンを選択できる。
チマにはカーラモン、それはこの世界の鉄則である。パインなら５回に２回は勝てるだろうが、
アルディスでは何百回挑戦してもチマには勝てない。そういう仕様なんです。
しかしストーリーの流れ的にそれを許さないものがあり、パインとアルディス双方の言い分に意外と正当性があるので、揉めると２分もたってしまったというわけだ。
よく考えないと気付かないが、エルファリアって深いなって思った。

アグ・ウー戦は寝起きでダラダラと考え、すぐ後に撮ったのでなんだかよく分からない展開になっているが、
女の子とイチャイチャして嬉しがっている男には第三者的に見て生理的嫌悪感を抱くのは女性として普通である。
イラナは自分が女らしさに乏しいことを密かに気にしており、仲間も自分が女であるからといって特に気遣ってもくれないことに不満を抱いていた。
そんな折にまざまざと酒池肉林の場面を見せ付けられ、しかも自分は何度も「彼」と遭遇していながら全く声をかけられなかったので、それが気にしていなかった（あるいはそのつもりでいた）彼女の女心をいたく傷つけたというわけだ。
なんだか会話が中途半端なまま戦闘を切っちゃったので、あれからどう収束したのか不明である。
カーラモンはともかく、ゼクは優しい人だしガウドもいい年なので、ちゃんとわきまえてイラナに優しく接してあげてると思うけどね。
エルファリアの女の子はみんな可愛いと思うよ。声はなんかちょっとアレなのもあるけどね。

「次回予告ＭＡＤ」
使用楽曲はギャグ漫画日和のＯＰ。
エンドクレジットに載せるの忘れたわ！！
取り憑かれたようになって三日かけて作り上げたが、今思うとそのことが恐ろしい。
何故こんなものを作ったのだ？

「ウルの山ルヴォワール」
アルディスと愛馬ナマラキントウン（名前）の別離の話。
アルディスのキャラクター紹介の記事を見ていただくと分かることであるが、かなり前からウルの山の攻略をする際にはこのネタをやろうと決めていました。
台本作ってるときは物凄く真剣に書いた。録音も本当に悲愴な気持ちでやって、入り込みすぎてアルディスの声があまりにも上ずってしまうものだから何回もやり直したりして大変だった。
でも、いざ動画と合わせてみたら…　なんぞこれｗ
自分で思っていた以上にシュールな悲喜劇に大変身していたのである。
最初から真面目なんだかふざけてんだかっていう感じを意識して作ったものではあったのだが、
もう本当に意味不明で、笑うに笑えない状態になっていることがあまりにもショックで、しばらく放心してしまった私であったが、
こういうのもエルファリアだよなーと妙に納得して、真面目な編集処理をして真面目に上げた。


プレイヤーとしてエルファリアを遊んでいた時は、
足を引っ張りまくって邪魔で仕方が無かったアルディスだが、
動画を作るようになって人物像を描いていくと印象が激変し、思い切り可愛くなってしまった。
火のパーティはいいとこ育ちのエリートな坊ちゃん嬢ちゃんの集団であるから、皆とても真面目で毒気が無い。だからこそ打たれ弱く、ツメが甘く、悩み深い。
傷つきながらもそれを受け入れ、持ち前の優しさと正しい心で乗り越えていく四人であって欲しいな。
ちなみに、時々画面が止まったり遅れたりしているのはバグでもなんでもなくて、動画と会話の尺が合わなくて強引に編集した結果ですよ（笑）

今回使用した曲

「HONKY-TONK BOY」ラジアータストーリーズ
「廻る運命の輪」聖剣伝説 HEROES of MANA
ギャグ漫画日和ＯＰ
「エルファリア組曲」エルファリア
おさびし山の歌

次回は一身上の都合でうｐが遅くなることが予想されます。
そのため今回は早めに作ったのですが…
いつもは１５日間隔のペースで上げていますが、３～４週間ほどみといていただければと思います。
自重できずに作ってしまう可能性もあるのでその限りではありませんけどね（笑）